私が大学6年生の頃に就職活動する際に念頭においていたことはその病院で働き続けられるかどうかでした。
なぜなら、新人の獣医師の中にはその業務の多様性から実際に働き始めると思っていたのと違う、職場の雰囲気が合わないなどいろいろな理由でやめてしまう人が多いためです。私の友人達もそのような理由で就職した病院をやめてしまう人が何人もいました。
しかし、やめてしまうと新たな就職先を探し、また1から業務内容を覚えるなど貴重な獣医師として経験を積む機会を減らしてしまいます。そのため、できるだけ働き続けられるように実際に魅力を感じたいくつかの病院を見学し院長先生やスタッフとよく話しをして自分が働きたいと思えた現在の病院に就職することを決めました。